生鮮野菜の物流網 三井物産とモス ICタグ活用(日経朝刊12面)

三井物産がモスと共同でICタグを使った生鮮野菜物流システムを構築したと報じた。
生産者が入力した産地、肥料、農薬の使用状況などタグに入力することで、モスが提供するハンバーガーなどの商品の情報提供をすばやく実現できるというもの。
ただ、一般消費者向けのアピールとしてはそうだろうが、ニュースの中身が整理されて報じられていないが、どちらかというと物流コストを如何に削減するか、のほうが大きなメリットであるといいたいようだ。ICダグが表に出ているが、どちらかというと再利用可能な折りたたみコンテナをいままでのダンボール箱に代えて使ったという点。これに「おまけとして」ICタグをつけ、物流情報も管理しようと考えたようである。本来地味な、コンテナの再利用というニュースよりもICタグを使った云々をクローズアップしてニュースバリューを向上させた記事だが、ビジネスという面であまり新鮮味がない。