2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

血糖値測定 コンタクト型センサーで(日経産業11面)

東京医科歯科大学の三林浩二教授ら研究グループが、コンタクトレンズ型の血糖値計測センサを開発した、と報じた。涙に含まれるグルコースから血液中の糖分を推定するもの。涙には血糖値の10分の1の糖分が含まれることから推定できる、としている。このセ…

音楽ビジネス ネットからライブへ(日経産業22面「News Edge」欄)

日経産業新聞の最終面の特集記事「News Edge」欄で、変わりゆく音楽ビジネスについて取り上げられている。25日にマイケル・ジャクソン氏が急逝し、音楽界のみならず様々な分野でその訃報を取り上げられた。本紙で取り上げた内容は、ジャクソン氏が切り開い…

白内障治療の眼内レンズ 角膜切開2ミリ以下(日経産業1面)

HOYAが白内障治療の際に水晶体のかわりに使う新レンズを開発した。これまで角膜を切開して眼内レンズを挿入する際、切開部分が最大で2.8ミリメートル必要だったが、新レンズでは、2ミリ以下での挿入できるのかセールスポイントである。切開部分が大…

<珈琲雑味>ペプシのしそ味コーラ

ペブシが今月23日に期間限定で発売したしそ味のコーラを飲んでみた。色はさわやかな薄いグリーン。きゅうり味の時のような印象である。味はきゅうり味のようにきゅうりと言われないとわからないようなものではなく、見事に紫蘇(しそ)の味である。好き嫌…

透明2次元コード 広告での利用提案(日経産業12面)

電気通信大学の小池英樹教授の研究グループが情報を記録した特殊なシートを開発した、と報じた。このシートは透過する光の偏向を変化させ、肉眼ではシートに記録した情報が読めなくするもの。肉眼が光の振動方向に関しては視認できないという特性をつかった…

腫瘍の位置 発光で検出(日経産業11面)

千葉大学の豊田太郎助教の研究グループが、内視鏡で発見した腫瘍周辺に近赤外線の光線を外部から照射すると発光する物質を投与し、腫瘍の位置を分かりやすくする技術を開発した。開発したものはおもに発光物質。インドシアニングリーンと呼ばれる体内にあま…

画像 隅ゆがまず カメラ1台で 補正技術、全方位カバー 防犯監視システム向け(日経産業1面)

大日本印刷が魚眼カメラで撮影した映像を補正・変換してゆがみのない映像に加工する技術を開発した、と報じた。360度の全方位の画像を専用の変換ハードで加工して、歪みのない、いわゆる正射影風の映像に変換する。もちろん、所詮は中心投影で撮影した映…

血糖値上昇で反応 埋め込み型センサー(日経産業12面)

東京大学の竹内昌治准教授の研究グループが、高分子化合物を皮膚の下に埋めておくことで、血糖値の上昇を検知できるセンサーを開発した、と報じた。高分子化合物であるポリアクリルアミドがブドウ糖の量によって緑色に発色することを使っている。もちろん、…

電子看板 店のあちこちへ(日経産業9面)

電子看板、いわゆるデジタルサイネージの端末の各社の動きを紹介している特集記事が日経産業新聞に掲載されている。紹介されている端末メーカは3社。富士通、NEC、日立。富士通は表示+αの機能を充実。携帯への送信サービスも含めた情報通信メーカらしい…

肝細胞1000個で臓器の働き(日経産業12面)

東京大学の酒井康行教授らの研究グループが肝細胞が1000個以上集まって初めて肝臓の機能を発揮すること突き止めた、と報じた。肝細胞1個から順に増やしてゆき、通常肝臓で生成されるアルブミンというタンパク質が作り出されるか、解毒作用に関連する酵…

LEDで個人認証(日経産業17面)

自動認識ベンチャーのビーコアが赤青緑の3色のLEDを発光する装置を人などの物体に装着し、監視カメラでその発光パターンを読みとることで、個体の識別ができるシステムを開発した、と報じた。3色のLEDは1秒間に数十回点滅し、その点滅の時系列パターンで…

「焼かない焼き物」めざす (日経産業1面 「2020年の先へ エコ経営への挑戦」第一部カーボン革命<上>)

日経産業新聞の特集記事「2020年の先へ エコ経営への挑戦」が今日から始まった。政府が二酸化炭素などの温暖化ガスの排出量を2020年に2005年の排出量比15%減を打ち出し、産業界にも波紋を呼んだ。この特集では、温暖化ガスの削減など環境対策…

背景画像から人を除去 京大など新技術 プライバシーを保護(日経産業11面)

京都大学の美濃導彦教授ら研究グループが監視カメラの映像から人を自動的に認識し、それらの人を抜いた背景だけの画像を表示する技術を開発した、と報じた。監視映像を共有化する際に、プライバシーの問題が避けられなかったが、この技術によって人を抜いた…

画面、解答用紙風に 自動で採点、学習効果高く(日経産業10面)

富士通研究所が、パソコン上への手書き入力で学習効果を高めるソフトを開発した、と報じた。このソフトは、PCのディスプレイにペン型の入力装置をつかって解答用紙風の画面に手書きで文字を入力し、文字の間違いなど入力した答えの間違いを細かくしてくれ…

情報の関連性一目で 同心円状表示ソフト開発(日経産業11面)

NECは、膨大な情報を視覚的に発見しやすくした情報整理ソフトを開発した、と報じた。このソフトは、ターゲットである情報に対して、その情報に関連深い情報をターゲットを中心として同心円状に配置させるインターフェースである。たとえば、関連が深いほ…

電池・配線ともに不要 照明などのスイッチ(日経産業1面)

加賀電子は、ドイツのシーメンス系(Siemens AG)ベンチャーであるエンオーシャン社(EnOcean)が開発した、電池や配線が不要な無線スイッチ装置を年内にも販売する、と報じた。この無線スイッチ装置は、スイッチ部分に磁石が内蔵されており、押すことで磁石…

車内に「青黄赤」警報 横断歩道付近 歩行者や物体(日経産業11面)

東京農工大学の永井正夫教授ら研究グループがドイツの自動車部品大手のコンチネンタル社と共同で、クルマに付けたカメラとミリ波レーダで横断歩道での歩行者や物体を検知し、ドライバに交通信号が如く車内の「青黄赤」マーカを点灯することで警報する技術を…

手首の動きで活動分析(日経産業12面)

NTTコミュニケーション科学基礎研究所が、手首の動きや周囲の音、映像を記録できる腕輪型のセンサを開発した、と報じた。このセンサを使って、人の日常の生活ぶりを観察できるだけでなく、ゲームなどのコントローラの役割を果たすことができるという。特…

アスファルト 常温で施工 時間や場所問わず(日経産業1面)

前田道路が常温で保存、施工できるアスファルト混合物を開発した。これまでアスファルト混合物は、アスファルトに骨材を混ぜた後、1時間ほどで固まってしまうために、混合物を製造する拠点を全国に配置し、固まる前に施工しなければならなかった。 今回の技…

電子タグ織り込んだ布 人の位置、正確に検知(日経産業11面)

東京大学の広瀬通孝教授を中心とする研究グループが、超微少なタグを織り込んだ合成繊維を作り、その繊維で作った布の上をタグ読みとり装置を付けた履き物で歩くことで、その履き物を履いている人の位置を正確に検知できる技術を開発した、と報じた。1m四…

電力使いすぎ抑制 日本テクノ「スマートグリッド」(日経産業1面)

日本テクノが2010年度末を目処に「スマートグリッド」事業を始める、と報じた。日本テクノの「スマートグリッド」はあらかじめ定めた電力の上限を越えた場合に指定した電気機器の運転を停止するという機能の付いた電力小売事業である。タイミングがタイ…