2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

筋肉の活動リアルに 効果的運動サポート 東大がシステム(日経朝刊34面)

東京大学の中村仁彦教授ら研究グループが、運動中の筋肉をシミュレーション技術を開発した、と報じた。この技術は、運動する人の頭や手足につけたマーカや筋電計、圧力マットなどを使って、人の動きを映像で解析するモーションキャプチャ技術とその他センサ…

照明の色 微調整自在 高集積LEDモジュール(日経産業1面)

ランプメーカのウシオライティング社がLED素子を高密度に配置する技術を開発した、と報じた。その技術の1応用として、発光色の異なるLEDを密に並べることによって、光の色の調整が細かくできるようなるモジュールを開発したという。という記事が正し…

海水淡水化 電力4割減 排水圧力を再利用(日経産業1面)

水処理機器メーカの水処理エース社が従来の4割減の電力で海水を淡水化する装置を開発した、と報じた。海水を淡水化する方法として、浸透圧に逆らって圧力をかけながら、海水をRO膜(逆浸透膜 Reverse Osmosis Membrane)を通し、ナトリウムイオンや不純物…

屋外広告効果「顔」で測定 見た人数・性別・年齢層チェック(日経産業4面)

伊藤忠エレクトロニクスは、米国TruMedia社:トゥルーメディア社の技術を使って、顔認識技術による屋外広告の効果を計測する機器とサービスの販売をおこなう、と報じた。ディジタルサイネージだけでなく、ポスター、看板などの従来の広告媒体がどれだけ見ら…

石綿含有建材をセメント原料に 戸田建設など無害化技術(日経産業1面)

戸田建設、西松建設などの建設会社が共同で、石綿(アスベスト)を含む建材を900度ほどの熱処理をおこなうことで脱水、無害化する技術を開発した、と報じた。無害化した石綿は全量セメント原料にできるという。 現在、石綿を含む建材は国内に4000万ト…

空中の酸素で携帯充電 KFE 空気亜鉛電池を利用(日経産業1面)

電子部品メーカであるKFE JAPANが空気亜鉛電池を利用した携帯電話向け充電器を開発し、今年の3月に販売する、と報じた。この充電器は、大きさが携帯電話より一回り大きいもの。20回ほどの充電能力を持っており、現在市販されている乾電池タイプの…

<珈琲雑味>ウォーキングの日々

日課として、10000歩のウォーキングをしている。10000歩というと、個人差はあるとは思うが、私の場合は6km程になる。6kmくらいになると結構歩き甲斐がある。たとえば、今日は恵比寿から東京タワーのある芝公園を回って、代々木に行く、とか…

「超電導」再び脚光 新素材でMRI小型化(日経朝刊11面 「技術で越える 3」)

日経連載の「技術で(不況を乗り)越える」第3弾は、超電導だ。10年ほど前に猫も杓子も超電導といって円形の物体が冷気の中で浮遊しながらクルクル回っていた、という印象が鮮明に残っているが、その超電導が再び(三度?)脚光を浴びるようになったとい…

照明光使いデータ通信 少ない投資、情報どこでも(日経朝刊11面 「技術で越える 2」)

日経の特集「技術で越える」の第2弾。昨日の熱発電(昨日のブログ参照)に続き、今回は、LED照明による可視光通信の話題である。この可視光通信は、LEDの高速な点滅を受信機側のセンサ(通常はカメラ)でとらえ、その点滅から情報に変換する仕組みで…

工場や温泉が「発電所」に 温度差を利用、CO2削減(日経朝刊11面 「技術で越える 1」)

日経朝刊の特集。今回から卓越した技術が不況で喘ぐ日本経済を救えるか!?、という企画。第一回目の今回は、温度差を利用した発電技術について。銅線製造ラインや温泉の源泉など発熱体をただ冷やして使うのではなく、冷却水との温度差から発電し、その電気…

CO2回収・貯蔵へ法整備 政府指針4月にも 09年度内、大規模実験(日経朝刊1面)

日本政府は、温暖ガスの排出削減のために、二酸化炭素の回収・貯蔵技術(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage)普及を目指し、法整備を今年4月に策定、2009年度には大規模な実証実験を実施し、課題抽出する指針を示した。このCCSだが、二酸…

注目!この素材「亜歴青炭」(日経産業14面)

亜歴青炭という石炭をこの記事で初めて知った。石炭には、JISでの分類で、無煙炭、歴青炭、亜歴青炭、褐炭の4種類を指すとのこと。これまで、工業用に広く使われていたのが、無煙炭や歴青炭で炭素含有料が多いものが多かったそうだ。それが中国、インドの新…

目の錯覚 取り除け 東大、数学的手法を応用(日経朝刊13面)

東京大学の新井仁之教授ら研究グループ(ちなみに新井先生のHPはここ)が、地震波や株価などの解析に使う数学的手法で目の錯覚を引き起こす画像からその要素のみを取り除くことに成功した、と報じた。時空間フィルタ(ウェーブレット?)を使った方法のよ…

<珈琲雑味>スタバのタンブラー

久々にスターバックスに行った。昼間だから、ということもある。朝以外は安いコーヒーとはいえども、ファーストフード店は、うるさくて落ち着けないからである。昼は有閑マダムの溜まり場。夕方からは高校生の溜まり場となる。そうなると、単価の高いコーヒ…

<珈琲雑味>ラーメンについて

ラーメンが好きかどうか。味次第である。私はこってりスープのラーメンが好きなので、とんこつ味が好きである。特に博多ラーメンの「替え玉」システムとあののど越しのよい細麺が好きなので、よく福岡に行ってもそうだが、東京都心でも博多ラーメンを食べる…

振り込め詐欺 ATMで警告(日経朝刊10面)

セコムが金融機関向けの振り込み詐欺対策システムを販売する、と発表した。ATMを操作中に携帯電話を使っている場合に警告するものだ。今回のシステムは、画像や音声から被害者らしき人を自動認識するところがポイント。詳細はさっぱりわからない。目視で…

携帯カメラ映像でナビ 「拡張現実」商機広がる(日経産業3面)

カメラ映像に実際に写っていない情報を表示するAR(Augmented Reality:拡張現実)がビジネスになりつつある、という話。 紹介されている事例は、携帯カメラで撮影している映像に重ねて、行き先の方向を示す矢印や建物、店舗などの情報を表示する「セカイカ…

朝食充実 パワーの源 マック売上高7%増、「不況に強い」実証(フジサンケイBusiness i.朝刊48面)

米国マグドナルドが世界既存店売上高が前年の同月に比べ7.1%増加した、と発表した。Bloombergが予想した4.1%を大きく上回り、不況に強いマックを印象付けた。勝因は、低価格メニュー。デフレ進行中の象徴とも捉えられかねないが、安さが不況への企業…

印刷でメモリー作製 食品タグ、安価に代替(日経産業1面)

日産化学工業が九州大学と共同で、インクジェット印刷を使って作製できる有機メモリを開発した、と報じた。有機メモリとは、抵抗の高い状態のポリスチレンやポリメチルメタクリレートなどの有機材料に電圧を加えていくと、急激に電流が流れる抵抗の低くくな…

<珈琲雑味>コピペ雑感

今日は新聞休刊日。 なんで常に土日休刊の日経産業も休みなのか?<呟き> 土日同様、<珈琲雑味>と称した駄文でブログを汚す。 コピペ(copy&paste)について最近(というほど新しい話題ではないが)、学生がコピペを使って、インターネット上の情報を流用…

<珈琲雑味>ケータイの利用料金について

私は、主にPHSを使っている。Willcomの定額でかつ年間利用サービスを受けており、Eメール利用が主だ。大体基本料金ぐらいしかいかなくて、3000円を超えることはほとんどない。ただ、巷のいろいろなサービスはiモードだとかケータイを契約していない…

<珈琲雑味>ファーストフードのコーヒー

※どうでもいいことを書き並べる項(すべてもそうか?)を<珈琲雑味>と称し、不定期に書いている。レギュラーコーヒーをこよなく愛する私は、コーヒー専門店も好きだが、ファーストフードのコーヒーも意外と好きである。 マクドナルドがプレミアムコーヒー…

東大と東北大 「分子のり」開発 がん治療に活用へ(日経産業11面)

東京大学と東北大学の研究グループが核酸などの生体分子同士を接着する「分子のり」を開発した、と報じた。この「のり」は分子を複数固めたり、分子集合体の分解を防止したりするなど、生体分子の「のり」の役割を果たすもの。この「のり」を使って、がん細…

プロジェクター 手のひら時代 プレゼンなどに手軽に大画面 参入続々 人気”映す”(日経産業3面)

マイクロプロジェクタと呼ぶ手のひらサイズのプロジェクタの動向記事である。住友スリーエムのマイクロプロジェクタは知っていたが、記事にはそれより安いもの、高機能なものなど5機種紹介されている。デスクトップタイプの据え置き型プロジェクタが売れな…

PFU 保存先、自動で仕分け 文書スキャナー速度3倍(日経産業5面)

PFUが文書スキャナー「ScanSnap」シリーズの新製品を発表した。3年ぶりの全面改良で、スキャン速度も3倍となり、1分間にA4 20枚の処理能力をもっている。私個人としては、ペーパーレス(というより紙で保存するのが嫌いなだけ)を推進しているので…

個人識別 指静脈で瞬時に ソニー 入退出管理などに応用(日経朝刊11面)

ソニーが生体認証の分野に名乗りを上げた。とは言っても指紋認証はすでにやっていたのだが、今回は指の内部にある静脈の模様を撮像し、その違いで個人を識別する指静脈認証技術を開発した、とのこと。静脈認証は、体の内部にある静脈の模様を使うので、指紋…

日立 人の位置 電波で把握 室内機器の省エネに応用(日経朝刊12面)

日立製作所がUWB(Ultra Wide Band)無線技術を使って室内にいる人の位置を検知する技術を開発した、と報じた。人の位置がわかると、空調の送風を制御したり、調光したりなど室内の電気機器への様々な応用ができる、とのこと。その応用をどれほどユーザが…