最大60メートルの巻きずし 鈴茂器工が製造機開発(日経朝刊15面

米飯加工機器メーカの鈴茂器工が最長60メートルの巻き鮨を製造できる機械を開発したと報じた。
従来機器よりも場合によっては7割以上も生産力が向上するらしい。最近関西だけの風習とされていた節分時に丸かじりする恵方巻の需要が伸びていることがこの製造機販売のきっかけらしい。
よくはわからないが、生産力を上げなければならないほど販売者は困っているのだろうか。縁起物としての恵方巻が作られる期間もそれほど長くはなく、稼働率を考えると安い買い物のようには思えない。1台1000万円の投資を回収できるのにどれだけ儲ければよいのだろう。薄利多売である上に、景気などに左右されやすい太巻き市場。出戻りのないことを祈るばかりだ。