携帯活用サービス続々 法人に的、付加価値競う(日経朝刊13面)

2日前にも携帯電話の販売数減少を受け、携帯電話にいろいろな機能を載せる、という記事を紹介した。今回も同種であるが、ターゲットは一般ユーザではなく、法人。法人向けのサービスで、携帯電話そのものよりもサービス料で日銭を稼ぐ例が紹介されている。
3例が紹介されているが、NECの健康管理や富士通の社内情報管理はありきたり。内田洋行のオフィスの照明やプロジェクタやPCなどの機器の電源を遠隔で操作できるというもののほうが新鮮。ただ、必要か?という疑問は当然おきる。オフィスの省エネとして、消し忘れ対策として、または、リモコン代わりに機器の操作ができるようになる。リモコン代わりは昔から近赤外線通信ができる携帯では当たり前。オフィスの消灯などは人がいるかどうかわからないので消すか?と突っ込みたくなる。とにもかくにも、売れ上げ伸び悩む状況の打開に向けた、もがきであるが、何もしないで沈むより幾分救いがある。