HDDなしノートPCに思う

今朝の日経朝刊(10面)の日立製作所の「HDDなしノートPC」の広告を見ていろいろ思う。本当に日立でどれぐらいの人がこのようなPCを使っているのだろうか、と。確かに、社内で使う分には、ネットワークインフラが充実しているため、データアクセスでのストレスはないと思われるが、特にセキュリティを要する社外においてこのようなPCは使い勝手がよいのであろうか?モバイル環境も無線LANの拡充で確かによくはなっている。私自身も、出張などで書類作成などをおこないたい場合は、コンセントも充実しているマクドナルドに立ち寄って、無線LANも使っている。100円のコーヒーのみでこれぐらいのことができるのは大変便利な時代になったと実感する。しかし、新幹線や無線LANのないところでは、細い通信回線に頼ることになったり、やはりPC内にある程度データを残しておきたくなる。日立の「セキュリティPC」のコンセプト(他社にもいろいろシンクライアントPCはあるが)は理解はできるが、通信環境を前提とする使い方には限界がある。細い回線でもストレスのない仕事環境を提供してくれるツールを望む。