東電の太陽光発電所 もっと多くの発電所が都市部でほしい

東電も太陽光発電所 5900軒分の2万キロワット(日経朝刊11面)
東京電力川崎市の協力により川崎臨海部「浮島」「扇島」に一般需要者向けに2万キロワット発電できる太陽光発電所を建設する、と報じた。一般需要者向けへの太陽光発電所は、関西電力とシャープが共同で行うものの倍の電力である。太陽光発電所は現在臨海部などの工業地帯などに建設されることが多いが、今後は(景観はともかく)都市部屋上を利用して作っていくべきだろう。もちろん、コストなどの問題がなかなか解決できないかもしれないが、こういうところにこそ国の力が必要なところ。将来に備えたエネルギー対策に手掛けてほしいものである。電力会社も原油価格によって振り回されないエネルギーとして、原子力の安全利用とクリーンエネルギーの開拓を積極的に進めてほしいものである。